あなたはプライベートやビジネスで主にどんなコミュニケーションを取っていますか？
IT技術の進化や、スマートデバイスの普及によって、遠隔地にいたとしても簡単にコミュニケーションがとれる時代です。
そんな中で、テキストだけで伝えたつもりが全然伝わっていなかった。なんてことは経験ありませんか？
こういったコミュニケーションロスは相手を困らせるばかりでなく、自分にも返ってきます。
コミュニケーションはどう言ったかではなく、どう伝わったかが一番大事なのです。
なぜコミュニケーションロスが起こるのか
人が情報収集をする時に何を見て判断しているかというと、主に聴覚情報、視覚情報です。
聴覚情報の部分でいうと、例えば電話など連絡をする際に、相手の顔を思い浮かべたことはあると思います。
これは電話越しの声で、その人の表情などを想像し、勝手に相手の感情を理解しようとしているからです。ただし、対面してみないと本当のところはわかりません。
言ったつもりが伝わっていなかったなどのロスを回避するべく、ビジネスではよくメールなどの文章と並行してコミュニケーションを取られていることも多くあります。
これは、本当に伝えたかったことや、理解したかったことなど、聴覚的情報だけでは情報伝達という意味では欠けているからです。
聴覚情報に加え視覚情報の大事さ
そこで重要になるのが視覚的情報です。
目から入る情報は、わかりやすさはもちろんのこと、相手とのブレない共通の情報にもなります。
これによって、相手との理解度が増し、コミュニケーションが円滑化されていきます。
この聴覚情報と視覚情報はコミュニケーションにおける様々なシーンで意識されているものです。
例えば営業シーンでは、初めの3秒で営業マンの印象が決まるとされていますし、医療シーンでは、表情や症状などを踏まえて診察を行うことでより正確な診断ができます。
こういった当たり前のことが、聴覚情報だけでは情報が欠如してしまう可能性があるので、正確性が求められるコミュニケーションの場合は、直接会うか、遠隔でも対面できるツールでコミュニケーションを行うことが、ロスをなくす最善の策といえるでしょう。